本日、ワコム(Wacom)のペンタブレット Intuos 向けのドライバがアップデートされた。ひとつ機能の追加があったようだ。
複数のディスプレイを使っている環境で、"Display Toggle" の切替用に設定したキーを押すたびにペンの操作エリアマッピングを各ディスプレイに簡単に切り替える機能だ。
これまでは、以下のようなタブレットの設定画面をいちいち開かなければ、マッピングを変更できなかったのでずいぶん操作が楽になる。
新ドライバでも上記マッピング設定画面は有効だが、加えて、ファンクションキーに割り当てられる機能に「マッピング画面切り替え」が追加された。これをどこかのファンクションキーに設定しておいて、
「マッピング画面切り替えタブ」で DISPLAY TOGGLE に含めるモニターを選択することができる。
複数画面(マルチスクリーン)で作業するときにペン操作域を全画面にしないと不便だが、全画面にするとポインタの移動距離が大きくなってしまうので、細かい作業に向かない、というジレンマに陥っていた人にはずいぶんストレスの解消になるだろう。自分もそうだ。
なお、2007/6/8現在、このドライバアップデートは日本のサイトでは提供されていない。USのサイトからダウンロードすべし。ドライバそのものは日本語表示されるので問題なし。