先日、Webページデザインソフト Adobe GoLive の新バージョン Adobe - GoLive 9 の発売がひっそりとアナウンスされた。
Macromedia の買収によって Dreamweaver を得た Adobe は Dreamweaver を Adobe Creative Suite 2 (CS2) に同梱し、Creative Suite 3 (CS3) で統合した。逆に GoLive ははずしている。会社としては Dreamweaver を前面に出すことを選択していることが明確なのだが、そんな中での GoLive 新バージョンリリースだったわけだ。
既存の GoLive ユーザもいるし、開発も進んでいたのだろうから、新バージョンの発売は理解できるものの、その新製品のページで、「Dreamweaverへの移行」を宣伝されるというのは、なんとも哀愁漂う話である。
まぁ、いずれ、いいとこどりの製品統合が行われるのだろうから、ユーザは心配することはないだろうけれども。