ひさしぶりに Gmail をメインのメールツールにしたので、忘れかけてた記憶を呼び起こし、今後忘れてもいいように書き残す。
環境設定編
- まず、ひとつの自分ドメインを Google Apps に登録する
以前 Google Apps については書いた(groundwalker.com: google apps の検索結果)。当時は使えるようになるまでに審査(とか色々)があったらしく使えるようになるまでに2週間かかったのだが、最近別のドメインで登録してみたらさくっと使えるようになっていたので、ドメイン持ってて、DNS設定できる環境にある人はおすすめする。
- そして、すべてのメールはひとつのメールボックスに集まるようにする
他のプロバイダで取得したメールアドレスも他の Gmail のアドレスもすべて1つのGmailメールアドレスへ転送する。
Google Apps を使っている場合は、コントロールパネルで、Email settings を開いて、Catch-all address を Forward the email to: you@yourdomain に設定しておくとよいだろう。*@yourdomain 宛のすべてのメールが you@yourdomain に届くようになる。こうしておくことの利点は、何らかのサービスに登録する場合、サービス毎のメールアドレスをその場で適当に作れるようになることだ。たとえば、twitterなら twitter@yourdomain とか。忘れてしまっても you@yourdomain にメールは届くのだから問題ない。また、Gmailは強力な(時に強力すぎる)スパムフィルタが搭載されているので、1つのメールアドレスにメールを集めてもそのアカウントのメールボックスがあふれることもないのである。(日々使える容量は増えてるし。自分が現在の 6GB を使いきる頃には 100GBくらいに増えてるかもしれないしね。)
- Gmailのデータをローカルにバックアップする
いくら Google先生といえども、サーバーが落ちることはある。もしかしたらデータを失ってしまうかもしれない。もちろん操作ミスによって消してはいけないメールを消してしまうこともあるだろう。
というわけで、バックアップはとらないと。you@yourdomain のGmailの設定で「メール転送とPOP/IMAP」タブを開き、POPダウンロードを有効にしておいて、ローカルマシンのメールソフトで定期的に受信するようにしておく。これだけでバックアップOK。
- 送信する可能性のあるメールアドレスを使えるようにする
最近の Gmailはアカウントのメールアドレス以外を Fromにしてメールを送ることもできるようになった。設定の「アカウントの設定」タブを開き、「他のメールアドレスを追加」で追加しておき、「自分のアドレス宛てのメールを受け取ったとき」、「メッセージを受信したアドレスから返信する」にしておけば、Gmailを使う限り複数のメールアドレスをスマートに取り扱うことができるだろう。