稲荷神社ほど多い神社はない。日本全国に三万社はあると言われている。本社として存在する場合もあるが、本社の傍らに末社、摂社として配置されていることが多いように思う。
稲荷神社といえば、多くの人が狐を思い浮かべると思うのだが、いくつか稲荷神社を見てみると、
- 鳥居の数がやたらと多い
- 雰囲気が恐い(狐の顔とか。。)
と感じる。稲荷神社の主祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)(まはた、倉稲魂尊(うがのみたまのみこと))。穀物(食物)を司る神であり、近年は商工業の神としても祀られているはずで、もっと雰囲気明るくてもいいと思うのだが、鳥居の多さは神社の入り口というより、入りにくいように、または、中のものを封印しているようにも見えるし、狐の像や、周囲の暗さ、寒々しい社殿など、わざわざ恐い雰囲気を作っているように思う。なぜだろうか。
上は朝日森稲荷神社
鶴岡八幡宮の社殿の西にも稲荷神社(丸山稲荷社)があるが、ここも鳥居の数が多いし、怖い。
参考 : ウカノミタマ - Wikipedia